「堺市立平和と人権資料館」を3月6日に訪ねた折、館長から「ウクライナ侵攻抗議の市議会決議をここに掲示する予定で、パネル発注の準備をしている」との説明を受けました。「とりあえず、A3用紙にプリントアウトしてはどうか」と提案したところ、昨日再訪したら実現してくれていました。
素早い対応に感謝し、「せっかくだから、ウクライナ国旗もカラー印刷して添えてもらうと目立ちます」と再提案。募金箱のように、関係職員がウクライナの人々に寄り添う思いで工夫をしてくれることを期待したいです。
●堺市の国際課がまとめた「ウクライナ出身者への支援」計画
なお、昨日国際課が発表したウクライナ避難者への支援計画は、次のような内容です。
@「堺市立多文化交流プラザ・さかい」に相談窓口を開設(3月14日〜)専用電話072-228-7499/Aウクライナ避難者ボランティア通訳の募集(3月11日〜)/B市営住宅などの供給(6戸=即時提供可能)/C生活に必要な備品・食料品・日用品(生理用品など)の無償提供/D保育所等での緊急一時保育受け入れ/E就学支援/F就労相談窓口を「さかいJOBステーション」、「ジョブシップさかい」に設置し、商工会議所など産業支援機関とも連携
昨日のNHKニュースによると、8日夜、ポーランド→ドバイ経由で関西空港にたどり着いたウクライナ女性がいます。
※NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220309/2000058689.html
この方は大阪で暮らすお姉さんと再会されたそうですが、今後も続くだろう避難者の方々への行き届いた支援が求められます。
10日の総括質疑での指摘を経て、市の関係職員らが素早く動いていることに期待します。きっと誰もが、野蛮で冷酷なプーチンの所業に怒り、ゼレンスキー大統領らの文字通り命を賭した戦いを見守りながら、ウクライナ国民の悲惨な状況に何とか手を差し伸べたいと思っていることでしょう。
さて、今日の大阪府の新型コロナウイルス新規感染者は5579人、亡くなられた方は13人でした。堺市の新規感染者は468人(前週土曜の87%)で、亡くなられた方は4人(70代1人、80代2人、90代1人)。
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