10月20日(木)   とてもいいお天気の中、熊本へ。現地気温は29℃まであがりました。

泉州水防事務組合議会の行政視察のため、大阪空港から熊本空港へ向かいました。第1日目は、国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所が直轄管理している白川や緑川について調査。「白川・緑川改修事業」、「緑川・浜戸川高潮対策事業」、「加勢川川尻地区改修事業」などの現場を訪ねました。案内にあたってくださったのは、調査課長の中元道男さんで、度重なる洪水やの高潮被害などに対する治水対策の状況を説明していただきました。

▼写真中=熊本市内を流れる白川の改修工事現場。鋼矢板を打ち込んだ部分までを掘削し、左側を流れる川幅を広げます。この辺りは、クスノキ、エノキ、サクラなどの樹木が大きく育っており、「森の都くまもと」を象徴的する場所です。このため、掘削部分の大きな樹木を移植するための工事が行われています。
▼写真右=加勢川川尻地区における川岸改修。江戸時代に築造された船着き場の石段を補修し再現しています。