12月24日(土)   昨夜の気温は0℃まで下がったようです。とても寒いイブとなりました。

昨日の日記を読んだ方から、「公明党が長谷川案に反対した理由を知りたい」との問い合わせがありました。発言の詳細は把握していませんが、議会力向上会議の記録(抄)によると、公明党堺市議団の意見として、「議会基本条例の趣旨、『議会と市長との関係』等の規定との関係からも、(長谷川案よりも)正副座長案がよい」と記されています。
これだけではよく分からないので推察すると、「議会の基本条例だから、議会が主役」、また、「議会」の語を先行させるさ方が、後に続く「議会と市長その他執行機関との関係」という記述に整合する…という主張でしょうか。しかし、私の気持ちは、「市民の負託を受けて議会は活動する」という原点に立ち返って議会基本条例を定めるなら、やはり「市民が主人公」としたいのです。
また、「市長」との関係では、「議会は市長の行政執行のチェック役」という視点から、「議会」を先に置くのが自然でしょう。でも、市民との関係は違います。ちなみに、この正副座長案の「目的」は、「市民に身近で開かれて議会を創造し、もって市民福祉の向上及び市政の発展に寄与する」と結ばれています。規定の効力に変わりがないとしても、こだわりたい一点です。

ところで今日は、このところ調査にかかっている某幼稚園の設置母体を訪問。関係者のお話を伺って、事件の概要がほぼ理解できました。