8月10日(水)   堺も暑かったようですが、相生でも35℃。猛暑日です。

陽子線治療は26回目。全39回の3分の2まで来ました。熊本市のFさんは今日が最終回。相生市民病院から粒子線医療センターに通っておられたのですが、すでに退院手続きを終え、治療が終わればすぐ帰宅の途につかれるとのこと。お気持ちが分かります。また、今日は照射装置のトラブルで治療開始が30分遅れたものの、何とか午前中に終了。午後は、トレーニングジムと水泳です。
ところで、ジムからの帰りに通うようになった市立図書館のそば、中央公園内の丘にも万葉歌碑が建っています。「縄の浦に塩焼く火気夕されば行き過ぎかねて山にたなびく」。日置少老(へきのおおゆ)という伝記不明の人の歌だそうです。「縄(なは)の浦」は、「那波」(なば)として地名が残っています。
ちなみに、相生湾に面して隣り合う那波村(後に町)と相生村(同)が合併(1939年)して、相生町(後に市)が生まれました。相生駅も、鉄道開通時(1890年)は「那波駅」でした。(出典:相生市教育委員会発行「わたしたちの相生」=小学校中学年社会科の郷土学習資料)

▼写真左=中央公園の万葉歌碑。写真中=「正統那波史」掲載の古地図(中央部の赤い地点は、陸続きではなかった大島)。写真右=兵庫県告示(相生港船舶放置禁止)に示されている相生湾の一部。