9月23日(金)   秋分の日。古来からの慣用句どおり、先日までの猛暑を忘れそうです。

「朋あり遠方より来たる、また楽しからずや」。まさに論語の一節どおり、心の安まる一日でした。高校時代以来の友人Oさんの来訪を受けて歓談。お互いに「この前会ったのはいつだったか?」と思い出せないほど久しぶりの再会です。おそらく40年以上、顔を合わせて話しを交わしたことがなかったのではないでしょうか。
半世紀前、私たちは、高校弁論部のライバルでした。私は府立清水谷高校の弁論部に所属し、Oさんは名門八尾高校の弁論部。この2人に、三国丘高校のHさん(和泉市在住)を加えた自称「府立校三羽がらす」は、各地の弁論大会で競い合っていました。また、折に触れて相互批評しながら錬磨しあう仲良しでした。
関西大学に進んだOさんは、卒業後ずっと教職にあった人で、府立高校の校長も務め、現在は母校の非常勤講師などをされています。現職教員のころは立場を自覚して控えていたようですが、定年退職後は私の選挙を気遣い、様々な応援をしてくれています。そして、お住まいになっている奈良県のある自治体で「まちづくり基本条例策定委員会」の委員に就任し、私から参考意見を聞きたい…と、訪ねて来てくれたのです。もっとも、Oさんはすでに「住民参加型議会」「子ども参加型議会」など興味深い発想を持っていました。各地の事例など、私の知る限りの情報を伝えましたが、きっとすばらしい「まちづくり基本条例」が作られるのではないでしょうか。この分野で遅れている堺市議会の改革も急がなければなりません。

▼写真は、Oさんが今月初めに送ってくれたものです。