9月8日(木)   朝方、寒くて毛布を引っ張り出しました。ところが、昼間は31℃です。

朝から市民人権委員会での出番を待ちながら、控室の音声モニターで会議の様子を傍聴。発言は予測どおり3時半からになりました。
取り上げたのは「大豆塚二丁会」の地縁団体認可です。地元住民の中に多くの反対や異議があるのを承知しながら、北区長らが許可手続きを進めました。相談に来られた住民の方々が市議会に陳情書を提出。今日はまず、市当局の意見を陳情内容と対比させながら、そのいい加減さを追及しました。
また、区長が「申請書に添付された総会の議事録で住民意思を確認した」というので、その総会が会則に則って運営・議決されていないことを指摘。地方自治法が「不正な手段で得た認可は取り消すことができる」旨を規定していることも示しました。答弁に窮した北区長は、「認可取り消しを検討する」と表明。傍聴席で聴いていた住民から拍手が湧きました。
何度も何度も相談をお受けした住民の皆さんの願いは、「昔どおり、みんなが仲良く暮らせる楽しい町内を取り戻したい」ということ。一部の役員が民主的手順を踏まず、強引に進めるような自治会運営は間違っています。そんな事態を知りながら、「権限論」を振り回して責任逃れを図る行政も困りもので、皆さんの熱意が是正につながりました。