10月15日(月)   天気は回復して一日晴れていました。そして気温は、また25℃の夏日…

地下鉄・中百舌鳥駅@A出入口で議会報告。いつもながらこの場所では、比較的若い層の方たちからたくさんエールをいただきます。終了後、登庁して大都市行財政制度調査特別委員会の研修会に出席。講師は公益財団法人地方自治総合研究所の菅原敏夫さんで、大阪都構想が実現すれば必然となる「都区財政調整制度」に関するお話を聞きました。自治総研は1974年に自治労が設立した研究機関ですが、菅原さんはさすがに手厳しく、「大阪で都区財政をやるべきではない」と断言。1963年の最高裁判決を紹介しながら、「大阪都になったと同時に違憲状態になる」とも指摘されました。維新の会議員がどのように反論するか、講演後の質疑応答に注目しましたが、かみ合う議論の展開はなかったようです。

●「堺市の分割」を鮮明にしない維新の会堺市議団
実は、昨日の議会報告会でも、参加された市民から「市長は堺市の分割は必要なしと言っているが、市議会としてはいつごろ意思を明確にするのか」との質問がありました。これに対して、維新の会の議員が「今後、どのように議論の展開になるか注目してほしい」と答弁。あまりにも他人事のような言い方なので、私が立って「維新の会は、あるときは『分割する』と言い、またあるときは『分割するなどと言ったことはない』と発言している」と補足しました。

●区別参加者数のトップは北区
ところで、議会報告会に参加された市民67人の区別内訳は、北区21、堺区20、南区13、美原区4、中区3、西区3、東区2、不明1でした。私の「議員活動報告」でのご案内の成果が出たかどうかは定かでありませんが、北区の皆さんに関心をお持ちいただけて何よりでした。

●「日曜日の開催はいい」…傍聴のバークレー市民
さて、ずっと傍聴してくださっていた「バークレー堺姉妹都市協会」のゲイリー・ギブソン会長は、「雰囲気としてはバークレー市とよく似てる。バークレー市議会は夜7時に開会されるので帰りが遅くなるが、日曜日にゆっくり議論できるのはよい」との感想だったようです。欲を言えば、参加者がもう少し多かったら…とは思いますが、第1回議会報告会(試行)は、まずまずの成功を収めたと言えるでしょう。なお、報告会の概要は市議会ホームページに掲載される予定です。インターネット中継は、業者との契約ができていないので実現せず、また、動画の記録もアップされません。必要な方には、長谷川事務所に保管する録画ビデオをお貸しします。