11月2日(金)   朝の気温8℃、昼間も15℃。コート着用で通勤される姿を見かけました。

「シンドラーエレベーター」製のエレベーターが、金沢市でまた死亡事故を起こしました。昨日、北区役所のエレベーターを利用される市民の方から、心配の電話がありました。6年前の事故の折にも調べたのですが、現場を確認の上で区長らと協議。
そのまま登庁して、建築都市局長や建築監理課長らとも協議しました。堺市では北区役所のほか、南区役所、中区役所、さらに大小路歩道橋と泉ヶ丘駅北側に、シンドラー社のもの(計15機)を設置しています。また、今年7〜8月に行った調査では、市関係施設のエレベーター数250機のうち、「戸開走行保護装置」を備えたものは35機。つまり、86%のエレベーターに安全策が講じられていないのです。
国土交通省は、3年前に建築基準法施行令を改正し、以後の新設エレベーターには補助ブレーキなどの取り付けを義務化。また、既設エレベーターについても保護装置を備えるように指導しており、堺市としても早急に対することを求めました。