2月3日(金)   出発時−3℃、終了時3℃。駅前報告は、最高の冷え込み日に締めくくり。

中百舌鳥駅の北東側で、今回の駅前議会報告を終えました。厳寒期でしたが、地下鉄3駅、南海4駅、JR4駅、泉北高速1駅の合計12駅、15日かけた街頭活動に参加してくださったボランティアの方々に感謝。今朝も予期していなかった2人の方の加勢があって、助かりました。終了後、わずかに残った「議員活動報告」を金岡町に配布。地域配布にご協力くださった皆様にもお礼を申し上げます。
午後から登庁して、子育て支援部、スポーツ部、市教委などと協議。また、来週予定している岡山市、出雲市での視察に向けて、関係資料などを整理しました。

●竹山市長が大阪都構想の協議会への「不参加」を表明
すでに、夕方のテレビニュースでご覧になったとおり、今日の午後、竹山堺市長が大阪府庁を訪ね、松井知事と橋下大阪市長と会談。大阪都構想の具体策などを話し合う「大都市制度推進協議会」の条例を2月議会に提案しない…と伝えました。関西テレビの画面では・・・
【橋下徹・大阪市長】「ダブル選挙の時に多くの堺市民が都構想で進めていこうという意思を示したのに、それを無視されるということなんですか?」
【竹山・堺市長】「いや、堺市の分割については、ダブル選挙で堺市の中では争点にはなっていなかった」
との会話が放送されましたが、このやりとりに関しては、私は、竹山市長を支持します。会談後、橋下市長は取材カメラの前で次のように語りました。(ABCニュースから引用)
「やっぱり(政令市の)首長になってしまうと独自にやりたくなってしまう。完全に竹山市長は、以前の平松市長と同じ路線を歩みはじめています」
マスコミを利用する橋下氏一流の手法での、意見対立する相手に対する決めつけ批判です。竹山市長は確かに、「政令市になったばかりの堺市分割には反対。今の政令市よりさらに権限と財源がほしい」と語りました。私は、都市の分割に反対ではありません。住民がこぞって参加できる「自治」を実現するためには、せいぜい10万〜15万人程度の規模がいいのかもしれません。しかし、その実現手法はその地域に住まう人々の大多数の合意に基づくべきです。
「選挙で勝った」、「議会の多数決で決めた」…として、自己の意思や価値観を上から住民に押しつけるのは、やっぱり「自治」や「分権」とは違うのではないかと考えています。しかも、「少数は、すべて多数の意見に従え」式のやり方には同意できません。橋下氏が、相手の弱点をついてさらし者にするような手だてを講じることにも抵抗感を覚えます。
今後、市長選で応援してもらった橋下氏に対抗して、竹山市長が堺市民の支持を集められるような分権自治の政策をどのように打ち出すか。注目されるところです。