5月19日(土)   好天気が続きます。和歌山県本宮町まで往復390qの日帰りドライブ。

昨年9月、台風12号による豪雨が紀伊半島に大きな災害をもたらしました。かつて堺市と友好都市提携を結んでいた旧本宮町の被災状況などが気になっていましたが、あれから8か月余りの今日、現地を訪ねてみました。訪問先は、田辺市と合併時の町長だった泉正徳さんと父親で元本宮町議の泉幸徳さんのお宅。同行してくださった辻林幸雄さんと菅原隆昌さんは、いずれも元堺市議会議長です。
泉幸徳さんが初対面の私を訪ねて来られたのは、1985年5月。町議会の産業委員長として、「都市との交流」の実現が目的でした。翌年、新金岡親子剣道クラブの合宿を同町で行ったり、「境王子」跡に建立した碑石を同町から寄贈されるなどの交流を進めました。その後、市議会議長に就任した辻林さんが本宮町を訪問。当時の中山町長らと提携についての協議が始まり、菅原さんの議長時代に友好都市提携の調印に至りました。ただ、本宮町と田辺市との合併によって、都市提携は解消しています。
ともあれ、泉正徳元町長のお話によると、昨年の豪雨はかつてない甚大な被害を町内全域に及ぼしたとのこと。真ん中の写真では、本宮大社付近の建物の軒近くまで氾濫した濁流が迫っています。泉さんのお宅も床上5pの浸水。2日間の避難生活となったそうです。なお、災害の爪痕は今も残り、旧本宮町だけでなく道中各所で復旧作業が続いています。川岸の斜面に車の残骸も見られました。


▼写真左から、泉正徳さん、私、泉幸徳さん、菅原さん、辻林さん