5月21日(月)   その時刻、幸いにも、我が家の東方上空は見事に晴れてくれました。

「932年ぶり」(大阪では282年ぶり)という広範囲な金環日食の天体ショー。時間的にも、目覚めてから家を出るまでという絶好の機会です。「でも天候が…」と半ばあきらめかけていたのに、我が家の屋上ベランダからは何の障害もなくじっくりと鑑賞することができました。
部分日食が進むにつれ、辺りが少し暗くなり、気温も下がったようで、上着を取りに下りて着用。また、日食の進行とともに表に出て観察される近所の方々が増え、完全な金環日食が実現したら歓声が上がりました。

■議員総会で、西井勝議員は「居座り」を再表明。議会は2度目の辞職勧告決議です。
さて、飲酒・ひき逃げ事件で懲役10月(執行猶予3年)の判決を受けながら、「議員を続けたい」と言っている西井勝議員。今日は、本人から「説明したい」との申し出に基づいて議員総会を開きました。
しかし、西井議員の説明は、5月10日の会派代表者会議で行ったものとほぼ同内容。「判決を厳粛に受け止める」「辞職勧告決議を重く受け止める」と言いながら、「市民のために議員を続け、その結果を出したい」と、虫のよい話を変えません。
●3フレーズの繰り返しで、今日を乗り切るつもり?
各会派からの質問は途中での休憩もあり、私が最後に立ったのは、午後1時半。朝からの西井議員の答弁は、@「申し訳ありません」、A「先ほど言ったとおりです」、B「言われたことは十二分に考えます」という3つのフレーズの繰り返しでした。私はまず、「それだけ言い続ければ、今日は乗り切れる…と思って議員総会に臨んだのか」と質問。「何が何でも居座る」という西井議員の“したたかさ”を感じました。
●ネット検索した「飲酒運転・自治体議員の事件」では…
そこで私が示したのは、インターネットで調べた自治体議員の飲酒運転事件です。2007年以降の9件中6件は議員が自主辞職。3件は3〜4回重ねての辞職勧告やリコール請求を受け、そのうちの2件は辞職、もう1件も市民の辞職要求署名が集まっています。「決断が遅くなればなるほど、みじめな結末になる」と西井議員に警告しました。今日の議員総会の傍聴席に詰めかけた市民は45人。約半数は中区の方々で、「リコール」も口にしておられました。
なお、議員総会後に開会した本会議では、冒頭、西井議員への辞職勧告を再決議しました。