5月25日(金)   朝から雨模様。曇り空と断続的な小雨は、梅雨のシーズンを思わせます。

正副議長選出後、舞台裏で協議が続いていた議会内の役職分担について、今日の議会運営委員会で最終確認が行われました。私は、昨年度に続き「健康福祉委員会」と、新たに「安全なくらしとエネルギー対策特別委員会」の委員となります。

●水防事務組合議会議員の続投に正副議長会派の議運委員が難色
なお、昨年度は議席の割り振りがあった「泉州水防事務組合議会」(以下、「水防議会」)の議員については、協議が整いませんでした。折衝には、非会派議員(3人)を代表する議運委員の田中丈悦議員があたりましたが、その田中議員の話によると、まとめ役の議長会派(公明党)と副議長会派(ソレイユ堺)との折衝の場で、長谷川が引き続いて水防議会議員となることに難色が示されたそうです。

●28日本会議で、水防議会議員の選挙を実施
堺市議会の役職協議は、当該役職定員に対する各会派構成議員数の比例按分の数字を基本にして行っています。当然端数も出ますから協議によって割り振り数を確定し、その後に各会派から名簿を提出するという流れで進行します。しかし、水防議会議員の割り振り協議は不調に終わり、28日(月)10時〜の本会議で選挙を行うことになりました。

●長谷川が水防議会議員になると、なぜ困るのか?
正副議長会派の議運委員が、私の水防議会議員続投を阻みたい理由は何でしょうか。思い当たることは、予算議会(3月26日)での発言です。その議会で私は、@管理者(堺市長)と副管理者(高石市長・泉大津市長・忠岡町長)の給料廃止、A議員報酬の日額制への変更、B泉州水防事務組合の解散検討と、主に3つの主張をしました。とりわけ正副管理者の給料見直しは昨年の予算議会(3月17日)で提案し、「検討する」との答弁だったのに1年経っても結論を出さないのは怠慢だと責め、平成24年度予算に反対。泉大津市、忠岡町選出の共産党議員の同調を得ました。なお、その際、3人の副管理者は感情的に反発していました。

●市民常識とかけ離れた水防議員・正副管理者の「役得意識」と闘います
近隣水防組合の場合、大阪市長などの管理者は無給です。また、泉州水防の議員報酬は年額13万2千円で、会議回数3回で割ると1日=4万4千円。私以外の発言者はほとんどなく、会議は毎回20〜30分で終わります。ちなみに、新たに加入する関西広域連合議会の議員報酬は年額2万4千円で、年4回の本会議と12回(毎月)の常任委員会への出席が必要です。また、大阪府高齢者医療広域連合議会と大阪広域水道企業団議会の議員報酬は、いずれも日額1万3千円が年3回の会議出席ごとに支給されます。泉州水防事務組合のかけ離れた高給は、納税者の皆さんの納得を得られるとは思いません。選挙での当落にかかわらず、闘います。