昨年初当選の議員にとって、本会議での投票は初体験。記入台の設置や議場閉鎖、投票箱改めなどの光景は珍しかったようです。もっとも、水防議会議員選挙の結果は下表のとおりで、会派内の指示に従って議員名を書き、忠実に投票したに違いありません。
投票状況を見ると、維新の会と公明党は、構成議員12を2分して各2人の安全得票を確保。共産党は全員一致です。ソレイユ堺は「3人当選」を目指し、「4・3・3」の票割りで臨んだと推察できます。ただ、3票は最低ラインで、誰かが万一長谷川に1票を流すようなことがあれば同票者の抽選になるため、自民党の2票と西井議員の1票を加えた…と読めます。
吉川守議員に6票の安全票を配したのは、おそらく6月25日の水防議会で議長に選出するという談合も成立しているのでしょう。私の2票は私自身と田中丈悦議員の票で、定数9人に入らず、予想どおりの落選です。しかし、選挙によってその背景が浮き彫りになりました。
●長谷川の水防議員再選を阻止した「談合」の背景・・・
昨年度は抵抗感なく非会派の水防議員1議席を認めながら、今年度は「阻止」に動いた理由は、「議員報酬見直し」を主張する私の排除が目的です。3月26日の水防議会で私の発言後、事前通告なしに発言を求めた西村昭三議員は、「議員報酬は高いとは言えない」としきりに強調していました。さて、年額13万2千円で会議日数は3日。1日平均30分足らずの会議のために4万4千円が支給される水防議員報酬を、納税者の皆さんは容認されるでしょうか。