母の日を前にして、95才の母とともに姉妹3人(長女は茨城県、次女は大阪府、四女は福岡県)でやって来ました。左端はドライバーをかって出た次女の夫です。母は、亡き父に嫁いで旧満州に渡り、その地で授かった長女と次女を連れて引き揚げてきました。当時、三女を身ごもった臨月の体で苦難の逃避行を続け、まさに命からがら佐世保港に帰還したそうです。帰国直後に無事出産した三女(福岡県)、その後に生まれた四女、五女(福岡県)に見守られ、五年前に100才5ヶ月で他界した父を想いながら、元気に暮らしています。宿泊日の夜、NHKドラマ「開拓者たち」の最終回を、昔の引き揚げの苦難の行程の想い出に重ねながら、涙ながら視ることができたのも、当館が整えてくださった縁のように思えてなりません。そんな思い出を共有しながら、すばらしい景観とお湯の温もりに包まれ、素敵な晩餐を味あわせて頂きました。少し足が不自由な母を気遣ってくださった従業員の皆様の行き届いた接遇にも、心から感謝します。
=山暖簾より=
素晴らしい母の日のプレゼントですね!お帰りの際に玄関先でお写真を撮らせて頂きましたが、皆さんの笑顔が忘れられません。「しっかりせぃ」の掛け声もとても印象的でした(笑)。そして、コメントを読ませて頂いて・・・私、最近涙もろいんですかね・・・(^^;ドラマみたいにストーリーが思い浮かび、涙がポロポロでてきました。また、家族っていいなぁと思った瞬間でもありました。山上様御一行にとって「佐世保」は想い入れのある場所なんですね。そういった方々に是非もっと佐世保に来て頂き、「佐世保の今」も見て頂きたいものです。お母様は、今回の旅はとても思い出深い旅になられたんじゃないでしょうか?次は「白寿」のお祝いに、山暖簾へお越し頂いては・・・・?いかがでしょうか?(^^)山上様御一行の笑顔を忘れず、私も、仕事頑張りたいと思います。有難うございました!!(古川)