7月12日(木)   ほぼ一日曇り空で一時小雨。熊本・大分は「記憶にない大雨」で被災。

1996年7月、学校給食に起因するO157(腸管出血性大腸菌)による堺市学童集団下痢症が発生。9523人(うち児童7892人)の方々が罹患し、3人の児童が亡くなりました。事件を風化させないため、堺市教育委員会は7月12日を「O157堺市学童集団下痢症を忘れない日」とし、今日「追悼と誓いのつどい」を開催しました。所用で参加できませんでしたが、当時は大学勤務の身ながら大変心配し、厚生労働大臣だった菅直人さん宅に電話するなどした記憶が蘇えりました。

ところで、昨年の今頃、私は前立腺がん治療のため、兵庫県相生市の病院から県立粒子線医療センターに通っていました。
約2か月間の陽子線照射を受けて退院後、3か月ごとに経過観察の血液検査を行っており、今日が4回目。お陰様で治療後のPSA値は、いずれも「0.00ng/ml未満」(不検出)で推移しています。もともと自覚症状はまったくなく、人間ドックで受けたPSA検査の数値が高かったため、精密検査を受診して発見できたものです。しかし、放置していたら病状は進んだでしょう。治療の成果を確認しながら、「議員活動報告」の地域配布に出かけました。