7月3日(火)   また雨の一日で、警報も発令。九州、中国の各地で豪雨災害も…

「政治倫理確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律」が成立したのは、1992年12月。市民の直接請求によって、「堺市議会議員及び市長の倫理に関する条例」が制定されてから、ほぼ10年後のことです。なお、堺市の条例が日本で最初の資産公開制度を実現した翌年、中曽根内閣が閣僚の資産公開を始めました。
しかし、国の資産公開制度には数多くの欠陥があることを、私はしばしば指摘してきました。報告事項が不十分である上、最大の問題は提出された報告書を審査する機関がなく、報告内容の真偽についての信頼を欠く制度になっていることです。
にもかかわらず、朝刊各紙の報道は各議員の「所得額」の比較に力点。そんな中、毎日新聞は衆参両院の現職議員712人全員を対象とするアンケート調査を実施するなど制度の有り様も検証しています。「ザル法…見直しの時期」と題する「解説」の最下段には、私のコメントも掲載されました。

ところで今日は、堺市議会の改革を検討している「議会力向上会議」の作業部会が開かれました。今年度中の制定を目指す「議会基本条例」の内容について協議する会合で、今年からは私が議論に加わることになりました。

※毎日新聞記事 http://mainichi.jp/select/news/20120703k0000m010116000c.html