9月12日(水)   朝の大泉緑地では長袖姿の方も増えました。しかし、午後には33℃です。

決算委員会建設分科会での私の分科会外委員質問は、午後5時前からになりました。分科会委員の皆さんが笑顔を浮かべる、なごやかな雰囲気でのスタートだったのですが…

●堺市の公園でも「受動喫煙防止」の措置を…
最初に指摘したのは、堺市が設置・管理する公園での「禁煙」。大阪府が昨年4月から、大泉緑地など府営公園に多くの禁煙エリアを設けています。「堺市安心・安全・快適な市民協働まちづくり条例」(安まち条例)には、吸い殻入れを設置していない公共の場では禁煙に努める…との規定もあり、公園はそのような「公共の場」に該当します。この際、禁煙措置を講じるべきだと提案したところ、関係者と協議の上、「受動喫煙防止に取り組む」との答弁がありました。

●泉州水防事務組合があり方めぐり、3市1町の事務担当者が協議
竹山市長が「有効性について検討する」と答弁した泉州水防組合について、検討状況を質しました。今年度に入り、各市町事務担当者の会議を3回開き、現状課題の再認識をしたとのこと。82%近い経緯負担をしている堺市として、他市町に強く働きかけることを要求。また、過日堺市ホームページに公開した水防議会会議録へのアクセス方法の改善を求めました。

●不祥事職員を管理・監督する所属課長が欠席…分科会会長(建設委員長)から厳重注意
上下水道局職員による不祥事については、「事実関係などを調査しており、10月中に報告する」との答弁がありました。ところが、当該職員の直属管理職が分科会に出席していないことが判明。分科会会長から、「そんな態度が疑惑を増す」と厳しい叱責の言葉が飛びました。

■文教分科会では「がん教育」を議論
建設分科会での発言を終えてから、隣の委員会室で開かれている文教分科会に急いで移動。うまく出番がずれた、2つ目の分科会外委員質問を行いました。
その発言で質したのは、6月の議会で対応を求めた市立学校における「がん教育」。市教委としては、小中学校のヒアリング調査を実施し、教師やがん患者の体験を聴くなどの工夫をしている学校もあったそうです。しかし、全般的には保健教科書の範囲にとどまっており、十分ではないとのこと。今後、「専門家の意見なども聞き、指導案や指導資料を作成。また、効果的な学習法を研究する」との答弁がありました。続いて、学校における敷地内禁煙の実施経緯も確認しました。