9月23日(日)   昨夜からの雨がお昼まで続き、午後も時折小雨。お陰で気温は25℃まで。

昨日「りぶ・らいぶ・らいふ あーと展」を見てもらった大野城市議の清水さん、筑紫野市議の辻本さんが、会合閉会後に堺市を見たいというので、午後、にわかガイドを買って出ることにしました。同じ会合に出席していた和泉市議の小林昌子さんにも同行していただき、まず、「ちく満」のせいろそばで昼食後、くるみ餅の「かん袋」にも立ち寄りました。

●戦前の町屋が残る「七まち」歩きからスタート
何はともあれ、江戸期の堺の町割りが残っている旧市街地を見てもらおうと、北半町西のお線香屋さん「薫主堂」へ。当主で「堺市ものづくりマイスター」にも選ばれている伝統工芸士の北村欣三郎さんご夫妻とお会いすることができました。その後、「藤井刃物製作所」(北旅籠町西1丁)を訪ねたところ、「包丁づくり体験コース」の実践中でした。忙しい手を少し休めてくださった藤井啓一さんのお話によると、「最近、結婚式のサプライズで手作り包丁をプレゼントする人が増え、今日もそのための体験者の方が来られている」そうです。
続いて、同じ町内で昨年秋に公開された「清学院」を見学。この町で生まれた河口慧海が学んだ寺子屋です。また、町屋を改装したギャラリー&喫茶「ろうじ」には慧海コーナーの展示が設けられており、ここで一服して店主の志賀和子さんと懇談。最後に、「山口家住宅」に案内しました。ゆっくり歩いた旧市街地の北部は、第二次世界大戦の戦災を免れ、戦前からの町家が残っている風情あるまちです。
なお、急用ができた小林さんは途中で帰宅。実家が近くの九間町にあるという辻本さとも別れてから、清水さんを市役所21階に案内。さらに、大山古墳とイタスケ古墳を見てもらいました。