1月30日(水)   昨夜降り立った福島空港は1℃。那須塩原市内にも雪が残っています。

午前中は、放射能対策特別委員会の委員長を務める早乙女議員の案内で、同市のクリーンセンター(ゴミ焼却施設)を見学。福島原発事故の被害が県境を超えて那須塩原市にも及んでいる実態を、現地であらためて認識しました。

そして、午後2時〜4時、那須塩原市議会の本会議場で同市議員や関係職員の皆さんを前に講演。同市議会は昨年3月に議会基本条例を制定し、続いて政治倫理条例の策定を目指しています。ただ、この4月に改選となるため、現段階で基本的な視点を見極めて次期議会に引き継ぎたいとのこと。議会活性化検討特別委員会の吉成伸一委員長が私の著書を読み、研修会の講師として招いてくださいました。堺市の条例制定経緯や福岡県での進化、また栃木県内13市町が制定している政治倫理条例の内容分析などを通して、これからの制定に向けての検討課題などを提案ました。汚職事件などの不祥事を契機とするのではなく、議会が自主的判断で条例づくりに取り組まれていることに期待したいと思います。