10月20日(日)   福岡は今日もいいお天気です。夜、大阪に戻ると、道路に雨の跡が…

JR博多シティ(駅ビル9階)の会議室で「政治倫理シンポジウム」が開催されました。まず、九州大学名誉教授の斎藤文男さんが「政治倫理条例とは何か」と題して基調講演。続くパネルディスカッションのパネラーは、前筑紫野市長の平原四郎さん、元みやこ町議(合併前=豊津町議)の原田さやかさん、堺市民の野村孜子さん、弁護士の市川俊司さんです。平原さんは市議6期・市長2期を通しての条例制定や運用の体験、原田さんは町議としての条例改正への取り組み、野村さんは調査請求権を使っての市民参加、政治倫理審査会の会長を務める市川さんは審査会委員の活動状況などについて、それぞれの立場から興味深い指摘と問題提起をされました。また、コーディネーターを務めた私も、堺市の条例の意義やその後の広がりを通して、政治倫理条例が直面する課題などを解説。このシンポジウムは「政治倫理・九州ネットワーク」の主催でしたが、地元の福岡県各自治体のほか、愛知県、和歌山県、熊本県、佐賀県などの議員や市民が参加。フロアーからも活発な発言がありました。