11月6日(水)   東京は午後の気温が上がり、室内では上着が邪魔になりくらいでした。

次世代育成支援調査特別委員会の視察2日目は三鷹市です。市役所の向かいにある三鷹市教育センターを訪問。まず、教育員会教育部長の山口忠嗣さんから、視察目的に対する概括的なお話を伺いました。続いて、指導課の教育施策担当課長・所夏見さんが「コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育」について、また総合教育相談室長の田中容子さんが「三鷹市の教育支援」について、最後に総務課長の秋山慎一さんが「教育委員会広報紙」について、それぞれ丁寧なご説明をして下さいました。
●「地域協議会」の歴史と「自治基本条例」
三鷹市は、自治基本条例の第33条に「教育委員会は、地域と連携・協力し、保護者、地域住民等の学校運営への参加を積極的に進めることにより、地域の力を活かし、創意工夫と特色ある学校づくりを行うものとする」と定め、また同条第2項には「教育委員会は、地域及び市長と連携協力し、学校を核としたコミュニティづくりを進めるものとする」と規定しています。
同市では、1980年代から「地域協議会」などの住民参加行政を進めており、様々な活動を通じて養われた住民の「参加意識」や「地域力」を活用して教育行政の改革が試みられている様子。「学校と家庭と地域が当事者として『と物に』手を携え、義務教育9年間を通して、子どもたちの『人間力』『社会力』を育てる教育」を目指しているのことです。

■視察終了後、国会に寄り道
三鷹市での視察を終えて帰り道に、衆議院第一議員会館と参議院議員会館に立ち寄りました。衆院会館では菅直人さんと約1時間の意見交換。菅さんは堺市長選の結果を大変喜んでいました。また、参院会館では江田五月さんが忙しいスケジュールを割いてくれ、市長選応援のための来堺に改めてお礼の意を伝えました。