2月11日(月)   気温は6℃〜7℃。一時に比べれば暖かくなりましたが、何となく寒い日…

議会基本条例の市民意見聴取会。事前の参加申込者は17人でしたが、実際には28人(男性17・女性11)の市民が会場(委員会室)に足を運んでくださいました。意見を述べた方は10人で、事前提出よりも3人の増。そして、「議会報告会の開催方法など具体的なことが示されていないが、少なくとも年4回、各区に出向いて開いてほしい」「その際、当該区の選出議員でない議員が説明してはどうか」など、傾聴すべきご提案をいただきました。中には、泉州水防事務組合のことや地域ねこ対策など、議会基本条例に直接関わらない話をされる方もありましたが、最後の方が「議員と市民がこんなふうに話し合える機会ができたのがすばらしい」と発言。そこにこそ、大きな意義があると思います。

なお、「条例前文に政治倫理条例のことを盛り込んでいるが、資産や所得をつつき回して何が得られるか。政治家の倫理は、遠大な構想やダイナミックなビジョンから生み出される。倫理条例など廃止し、前文から削除すべきだ」というご意見もありました。議長が答弁に立って、堺市の倫理条例が全国に波及していることなど、その大切さを説明。また私は、論語に記された孔子の教え(政治の要諦は「兵」「食」「信」だが、いちばん大切なものは「民の信」)をお示しし、30年前に市民の手で議会に提案された条例案を市議会が受け入れた経緯、資産公開のテキストがアメリカの政府倫理法であることなどを話させていただきました。