3月12日(火)   今朝の気温も1℃。午後は15℃まで上がって、少し暖かさが戻りました。

予算委員会の総括質疑が始まりました。質疑は会派構成議員が多い会派から行うことなっていて、午前中に公明党の2議員、午後から維新の会2議員とソレイユ堺2議員が発言して5時半に終了。明日は、ソレイユの残り1議員、共産党、自民党(2議員)、田中議員の次に私…という予定ですから、私の発言はおそらく午後の遅い時間になるでしょう。

ところで、今日の発言者のなかで、水ノ上成彰議員(維新の会)の次のような発言が議論を呼びました。
「仁徳天皇が初めて大阪都をつくった。橋下徹代表を遡ること1600年前、大阪都はあった。大阪の発展の基礎は仁徳天皇が築いたと言って過言ではない。仁徳天皇は、灌漑工事や大土木工事、港の整備など、今でいうまちづくりに心血を注いだ。その仁徳天皇の世界最大の陵墓が堺にある。我々は1600年の時を超えて大阪都をつくろうとするとき、仁徳天皇の陵墓がある堺が参加することは歴史の必然だ」。
これに対して、その後に発言した池尻秀樹議員(ソレイユ堺)が、(水ノ上議員の発言は)「私の立場からは許せない。早く、橋下のマインドコントロールから抜けてほしい」と厳しく批判。

そもそも、宮内庁が定めている天皇陵は考古学的な想定と矛盾していることが多く、学者らは「大仙陵古墳」と呼んでいます。また、「仁徳天皇」も二人の天皇の事跡を一人に合成したものとの説もあるようです。「マインドコントロール」はともかく、もしかしたら維新の会議員の皆さんは、橋下さんを「天皇」的立場にしたいと思っているか…と、ふと思ってしまいました。