3月7日(木)   朝は5℃でまだ寒かったのに、午後には18℃。やっと「春」と言えそうです。

今日は、私が所属している健康福祉委員会です。午前中は市長が出席し、質問者は3人。最後に発言した私は、市立斎場の焼炉をめぐる議論をしました。
私事ですが、今年1月11日に永眠した母は、葬儀当日の市立斎場での受け入れができず、大阪狭山市立斎場のお世話になりました。冬場は死亡される方の数が増え、また年始は2日間にわたって業務を行っていないため、1日に28体の処置が限度の堺市立斎場は大変混み合っています。

●死亡日から火葬日まで、最大5日待ちの年末年始
今年度の場合、12月30日に亡くなられた方のうち10体は31日に火葬したものの、18体は3日〜5日に処置。31日に死亡された方も、同様に3日〜5日の火葬となりました。このような火葬の遅れは、1月15日あたりまで続いています。念のため昨年度のデータも調べてみましたが同様で、斎場長は「近年ずっと続いている」と答弁しました。

●1月2日にも業務を行うことを提案したら、竹山市長が「やります」と答弁
年始に混み合う最大の原因は、斎場が元旦と2日を休業としているためです。他の政令市ではどうなっているのかと調べてみると、元旦は全部の市が休業しているものの、2日も休みにしているのは堺市を含めて7市(仙台・さいたま・相模原・横浜・岡山・広島)しかありません。これらのデータを示した上で、「市民を元気にすると公約した市長として、市民が人生の終末に不安を覚えることのないよう、1月2日も斎場業務を行ってはどうか」と提案したら、市長は即座に「そうする」と答弁しました。職員の間で「決断が早い」と評判の竹山さんらしい対応です。

●市長退室後、「がん対策」「障がい児ショートステイ」など議論
午後は、市長が総務財政委員会に出席するために退室。局長以下の職員たちとの議論です。まず「がん対策」について、推進条例施行後の取り組み状況を質しました。続く「障がい者施策」では、障がい児を育てている保護者の方々から最近寄せられた10件の切実な訴えを1件ずつスクリーンに映写。担当課長と健康福祉局長にコメントを求めました。

●予算委健康福祉分科会では、ます「地域猫予算」予算の確認
健康福祉委員会が午後3時前に終わったため、3時20分から予算委員会分科会を開会。まず、昨年の議論を踏まえて新規計上された「地域猫活動支援補助」(50頭=40万円)について質しました。この予算は2〜3グループからの申請を想定したもので、もしそれを超える申請があれば増額検討も用意していることを確認しました。

●「受動喫煙防止対策」で、議会フロアや本館東玄関の「喫煙所」を質す
受動喫煙防止対策に関しては、現在開会中の大阪府議会に上程されている「受動喫煙の防止に関する条例」について議論。可決・施行されたら、堺市議会フロアにある「喫煙所」は違法になることを指摘しました。また、南側に移転するという本館東玄関の喫煙所についても、隣接する道路が「路上喫煙禁止」であることを念頭に置くように求めました。