6月22日(土)   朝から晴れて好天気。午後の気温も25℃で暑さはさほど感じません。

和歌山県みなべ町の山本農園で、丹精込めて栽培された南高梅の取り次ぎ日です。昨夜発送の梅を早朝に運送会社の堺支店で受け取り、仕分けしてから、予約注文された方にお渡しします。今年はついこの間まで雨がなく、生育ぶりが心配でした。また、昨日は大雨の中での収穫となり、産地は大変だったことでしょう。ほとんどの方が「この梅でないと…」と待っていて、多い方は20sも持ち帰って梅酒や梅干しを作られます。毎年この時期にお目にかかる方々から、私の体調も気遣っていただいて恐縮しました。

ところで、午後からは、堺市役所本館の会議室で開かれた「近畿自治体学会フォーラム」に出席しました。まず、狭間惠三子さん(堺市副市長)が「今求められる『民の視点とは』〜行政の内側からみえてきたもの」と題して講演。次に、土山希美枝さん(龍谷大学准教授)の「自治体の組織と人材の疲弊をのりこえる」という講演を聴きました。
参加していた堺市職員の中には、「職員が心得えるべき基本姿勢として、健康福祉委員会での長谷川議員の発言と今日の狭間副市長の話に共通して感じるものがあった」と言いに来てくれた人もいました。委員会室ではなく職員用に設けられた別室のモニターで聞き、心に響いたそうです。
第2部の情報交換会にも参加して、久しぶりに会った他市の関係者や三重県伊賀市の副市長・辻上浩司さんなどと言葉を交わしました。辻上さんは、三重県議会事務局の企画法務課副課長として県議会の改革に力を尽くされた方で、今年1月1日から副市長に就任されています。