6月3日(月)   松井知事が八尾空港にオスプレイ受け入れ意向。八尾市長は「反対」と!!

松井知事がオスプレイ飛行訓練を大阪府で受け入れる…という報道。橋下市長問責決議に「ダブル選挙」で切り返して一本取った余勢を駆って、維新への逆風を跳ね返そうとする奇策でしょうか。橋下氏の「フウゾク活用」発言でひんしゅくを買った米軍に媚びを売り、沖縄県民の方々の歓心を得ようとの試みにも思えます。
しかし、沖縄国際大学の前泊博盛教授(基地経済論)は、毎日新聞のコメントで…
「米軍は必要なら日本中どこでも飛行訓練をできるので、なぜあえて受け入れを表明するのか分からない。大阪にオスプレイを配備させるなら沖縄の負担軽減になるが、これでは、自由に訓練していいと歓迎している自治体が1カ所増え、訓練と配備が加速されるだけだ。危険視されている訓練を自らの地域で率先して誘致するのは主権侵害の容認につながり、大阪府民にとっても迷惑だろう」(2013.6.3朝刊)と発言しています。
それに、「八尾空港を給油地点とする」との報道に対して、八尾市の田中誠太市長も「見解」を発表。「市民生活に大きな影響をもたらす今回の事案につきまして、地元八尾市との調整、及び市民への事前説明がない中で知事が発言されたことは誠に遺憾であります」とブログに掲載しました。直接被害や影響を受ける住民を顧みない維新流の「強権政治」が押し進められようとしていることに、市民は気づき始めているはずです。

●今日の議運で、維新の会はまた提出条例案を訂正
ところで、午前中に開かれた議会運営委員会で、維新堺市議団は先日提案した「公務の政治的中立性を確保するための組織的活動の制限に関する条例」と「堺市職員の政治的行為の制限に関する条例」の一部を訂正しました。以前、職員基本条例や教育基本条例を提案したときにも、大阪市や大阪府の条例を丸写しし、堺市に当てはめたときの矛盾に気づかないという無責任さが露呈したこともありました。いくら繕っても、堺市政にとって本当に必要かどうかを吟味するのではなく、秋の市長選挙にタイミングを合わせた政治的思惑が透けています。

●私の発言予定は、7日(金)、10日(月)、11日(火)の3日連続
さて、議運では、今議会から大綱質疑本会議で試行することになった「議案質疑」に全会派がエントリーしました。このため、その後に行う「一般質問」と合わせた発言者はのべ25人。各会派が通告した質疑時間から予測すると、私の発言予定は次のようになります。
@7日(金)午後=議案質疑(堺市大規模被災地等支援基金条例について議論予定)
A10日(月)午後の最後=一般質問(仮テーマとして、「橋下発言と竹山語録」を予定)
B11日(火)午後の最後=維新の会所属議員が提案する2つの条例案に関する質疑
もっとも、発言時間制限(7日・10日両日合計=往復38分、11日=片道19分)が厳しいので、先に発言する議員の質疑内容等によっては質疑を取り止める可能性もあります。
なお今日は、議運終了後に、長寿社会部、財政部、人事部などと協議。がん検診に関する民間企業からの情報提供も受けました。夜は、事務所で市民相談。