6月5日(水)   昨夜のサッカー試合は、私も人並みにテレビ観戦。手に汗握りました。

朝から登庁して、7日本会議の議案質疑で使用するパワーポイントのスライド作り。そのため、現場を見に行ったり、関係者のヒアリングも試みました。なお、市当局は10日の一般質問が気になるようで、企画部職員が控室にやって来て情報収集。しかし、昨日の日記にも書いたように、議論の筋立てはまだ思い悩んでおり、彼等の役には立てませんでした。ところで、「橋下発言」と言えば、多くの方は先日の従軍慰安婦や米軍への風俗業活用の勧めのことだと思われるでしょう。その発言について、琉球新報が辛辣な社説を書いています。一部を抜粋すると…
▼人間意識の根本的な誤り
沖縄の米軍に風俗業の活用を勧める発言の釈明として、橋下徹大阪市長は「国際感覚が足りなかった」と述べた。だが、彼に何より足りなかったのは人権感覚だ。人間認識の根本的な誤りに気付いていないのが問題なのだ。
▼「慰安婦制度の必要性は誰だって分かる」?
「慰安婦制度が必要なのは誰だって分かる」と述べたが、「分かる」はずがない。周りを自分と同じだと思われては迷惑だ。しかも彼は、自らの沖縄への差別的まなざしにも気付いていない。在沖米軍に言うからには、あてがう場所は沖縄が前提だろう。そのような施設を、自らの足元の大阪市にも置けるのか。
▼沖縄の代弁者を装うのはやめて!
橋下氏は、女性をモノ扱いしただけでなく、「強姦神話」を前提にすることで、男性をも愚民視しているのだ。橋下氏は、発言の背景として「それくらいのことを言わなければいけないくらい、沖縄の状態は鬼気迫るものがあるということ」と述べた。いったい誰が頼んだというのか。沖縄にこと寄せて、さも沖縄の代弁者であるかのように装うのはやめてもらいたい。

■琉球新報社説(2013.5.18)はこちら
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-206737-storytopic-11.html