8月29日(木)   よく晴れて、暑さが戻りました。午後33℃になり、夜になっも29℃です。

朝から登庁して、今日の市民人権委員会で審査される大規模災害被災地支援基金に関する陳情書を提出された3人の方々と意見交換。その議論を基にして、午後の委員会審査の際に委員外議員として発言しました。関係陳情は26件あり、そのうちの11件について市当局からの回答を吟味して、回答漏れや陳情事項に関する検討の不十分さなどを指摘。傍聴席で聴いていた陳情者のお一人からは、ご帰宅後に「長谷川議員のお蔭で、危機管理課がいくつものことを再検討していただけることになり、目の前の光が何倍にも拡がっていくような気持ちになりました」とのメールが届きました。

●決算委員会市民人権分科会では、消防相談への対応の怠慢さを指摘
委員会に引き続いて開催された決算委員会分科会では、25日の日記に書いた隣接マンションからの吸い殻投げ捨て事件を取り上げました。
現場は細い水路を挟んでマンションと戸建て住宅が隣接しており、この水路が松原市との境界です。左側マンションの上階から投げ捨てたと推察される吸い殻が建物の間に散乱。右側戸建て住宅の塩ビ製ひさしには、吸い殻による焦げ跡もみられます。この住宅にお住まいのNさんが北消防署に相談したのは5月10日で、その日に現場を見た消防署員は、マンションを管轄する松原消防署に対応を依頼しました。松原署がマンション管理会社に注意喚起のチラシを配るよう手配したのですが、実施されたのは5月18日です。
しかし、投げ捨ては止まらず、隣近所も高齢世帯という地域でNさんの不安は募りました。5月30日、松原署に再連絡したものの状況が改善されないので、8月25日に至って私に相談がありました。私が驚いたのは、北消防署が松原消防署に依頼したままで放置していたことです。その結果、堺市にあるNさん宅は火災の危険にさらされ続けました。私の抗議を受けて、8月26日から動き始め、松原消防署と共同でマンション住民との戸別面談を試みたり、現場のパトロールにも当たっているようです。以来、投げ捨ては確認されていないそうですが、今日の分科会では、3か月半に及ぶ無責任対応について消防局長が謝罪しました。