9月18日(水)   18℃〜29℃。空気に爽やかさが感じられ、秋が近づいているようです。

暑い間、足が遠のいていた大泉緑地を歩きました。早朝から、たくさんの人々で賑わっています。
午前中に登庁して情報収集。依然として市長選は互角の様相のようです。もっとも、橋下維新代表は「我々は堺を壊さない、堺をなくさない」と強調し、「竹山市長は、オレオレ詐欺以来の“堺を壊す詐欺”だ」と言い始めました。この問題で多くの市民の皆さんが維新に警戒感を抱いていることは十分に認識しています。
他方、個人演説会や街頭で竹山候補の話を聞いた人たちからは、「維新のことはもういい。市長の4年間の実績と、市民が安心できる次期の政策を語ってほしい」との声も聞かれます。橋下さんの挑発手法を見破って、まじめな政策議論を望む雰囲気も出始めました。

●個人演説会での竹山応援スピーチ補足
ところで、昨日のアクション日記に書いた私の応援の弁は、2つの会場での共通の話をまとめました。このほか、それぞれの会場で別に触れた話題があります。
★大泉校区地域会館で=堺東がさびれていることは事実です。松井知事が街頭演説で、「ワン大阪にして“高度人材特区”(労基法などを適用しない職場)を申請し、企業を呼び込む」と言っていましたが、御堂筋ならいざ知らず、堺東にそんな企業が進出するでしょうか。それに、ある商店主は「市役所がなくなったらガラガラになり、私ら食っていかれへん」と怒っているのに、現場の実情をまったく理解しない無責任な発言ではないでしょうか。
★新金岡校区地域会館で=橋下さんは、「酢豚のパイナップルと共産党は大嫌い」と言い、共産党を目の敵にしています。ナチスが台頭したドイツでは、共産主義の拡大を恐れた人々がヒトラーに期待を寄せました。橋下さんがヒトラーだとは言わないが、当時と同じ現象を望んでいるのでしょうか。しかし、そのような排斥思想で地方政治をやってもらっては困ります。

●会場では、共産党や公明党の関係者の顔も・・・
なお、新金岡校区の会場には、日頃から熱心に活動をしている共産党系の人たちの姿が見えました。また、大泉校区の会場では、これまで公明党議員を応援して来られた方々数人が参加。さらに、昨日の五箇荘小学校での個人演説会でも、以前から顔見知りの公明党関係者が出席されており、「何としても、堺市がなくなるのは反対」とおっしゃっていました。それに嬉しかったのは、「選挙区制度ができるまで、ずっと長谷川さんに投票してました。初恋の人にはじめて会えたようで感動です」と声をかけて下さった方がありました。堺区にお住まいで、しかも竹山候補の親戚に当たられるとか。一所懸命に会場の作業を手伝っておられました。