9月5日(木)   昨夜の気温は20℃に下がり、昼間も26℃。夜は、窓外から虫の音が…。

来週9日(月)と10日(火)に開かれる決算委員会の全体会議について、理事会で協議。総括質疑は構成員の多い会派から質問に立つので、最終バッターの私は、10日の午後になるでしょうか。持ち時間は僅か12分(片道)しかありません。
とりあえず、「東日本大震災に係る避難者支援について」というテーマで質疑することを通告。教育委員会、子ども青少年局、危機管理室からの答弁を求めることにしました。前議会で「大規模災害被災地等支援基金条例」をめぐって議論し、今議会ではその基金の活用に関する陳情に関して発言しており、その“まとめ”を試みます。

●広原盛明先生が、堺市長選挙をめぐって情報発信
ところで、過日、市長選挙をめぐる情勢取材に来堺された広原盛明さん(元・京都府大学長)が、取材に基づいて情報発信(広原盛明のつれづれ日記)を始められました。連載を予定されている模様で、9月3日(その1)、4日(その2)、5日(その3)と続いています。「その1」(維新の会のタウンミーティング傍聴記)では、次のような状況も描かれています。
「集会の進め方も巧みで、通常の選挙演説会の光景を予想していた私は一瞬面喰った。馬場氏(衆院議員)が司会を兼ねて、橋下・松井・維新候補の4人でいきなり座談会形式の討論を始めたのだ。時間は全体で約100分、うち橋下氏が1時間近くを喋り、合いの手を入れた松井氏が20分余り、肝心の候補者は10分も喋らなかった。その後で会場との質疑応答もあったが、このときも橋下氏の独壇場、要するに『橋下代理選挙』なのだ。座談形式の話の内容は実に興味深いものだった。橋下・松井両氏の掛け合いが中心で候補者は『頑張ります』というだけ(会場からは『候補者をもっと喋らせろ!』との声が上がったほど)だった」

●「“根拠なき楽観”が支配する竹山陣営」(引用)への警告
今日の「その3」では、「橋下維新が政党存亡をかけ、総力(必死)で堺市長選に臨んできているのに対して、現職側の竹山陣営の体制はいったいどうなっているのか」と書き始め、「“根拠なき楽観”が支配している」と、その様子を多分に憂えておられます。
さて、この警告を裏打ちするような事件が今朝の読売新聞で報じられ、夕刊各紙も記事にしました。産経新聞の見出しは「市の公用電話で演説会参加を依頼 堺市副市長」です。事務所に戻ると、記事を読んだ市民の方々から批判の電話が数件入っていました。「長谷川さんはどう思うか」と、返事を求められる方もあります。維新陣営には、格好の攻撃材料ができました。この問題で竹山市長がどのような対応をするかが、選挙情勢を左右するかもしれません。

※明日からの日記更新はすこし遅れます。