1970年8月に創刊した「こんにちは新聞」の編集メンバー・Mさんが12月13日に逝去され、翌日ご家族から知らせていただきました。写真は、会社員だったMさんが仕事を終えて帰宅後、団地内で配達する風景(1982年撮影)です。今日の通夜式には、メンバーのひとり佐野章二さん(ビッグイシュー・ジャパン代表)も参列。発行資金が乏しかった創刊号は、Mさん宅の庭で二つ折り作業をしたことなどの思い出話をご遺族と交わしました。
●配水池工事ミスによる濁り水事件の続報
ところで、本会議で取り上げた岩室高地配水池の工事ミスに起因する濁り水事件に関して、流入した土壌の検査結果について、今日、上下水道局から報告を受けました。幸いにして、有害物資などの検出はなかったようです。また、給水区域内で受水槽を持つ施設等についても調査が実施され、こちらも異常物質の残留はないことが確認されました。
なお、昨日は市教委と健康福祉局からの報告があって、給水区域内の小学校5校(受水槽2校・直圧送水3校)、特別養護老人ホームや歯科医院などでの「健康健康被害」は見られなかったとのこと。濁水発生の原因究明が遅れ、給水先での水質検査も怠っていたものの、最悪の事態は避けられたようです。
しかし、市教委の報告によると、事件当日、茶山台小学校から「水道の水が濁っている」との相談が保健給食課に寄せられ、直ちに水質検査を行うよう指示していたことも判明。検査結果に異常がなかったので、しばらく水を流し続け、改善を待った上で使用したそうです。本来は、上下水道局から学校や必要な施設に連絡し、検査実施やその結果確認できるまで、少なくとも飲用を控えることなどを要請すべきでした。