2月4日(火)   今朝の気温は5℃〜9℃。午前中から、どんどん下がり続けています。

駅前議会報告の予定がなく、午前中は事務所で仕事。また、新金岡東小学校を訪ね、新金岡小の体育館工事中、親子剣道クラブの稽古場所について相談。午後から登庁しました。

さて、橋下大阪市長の昨日の記者会見を伝える記事を読み、改めて身勝手な論理展開に“舌を巻き”(?)ました。例えば、「法定協議会、議員の意思表示に反して一つの案に絞った設計図づくりを進めようと思えば、今回の(出直し)市長選で市民の後押しを受けなければならない」。どうやら、「議員の意思」もひとつの民意であることは認めないようです。堺市長選の際にも鋭い指摘をされた広原盛明さんは、2月2日のブログで次のように批判しています。
▼橋下氏は、どうやら地方自治の構造や精神を誤解(曲解)しているらしい。地方自治体は首長と議会の二元制であって、首長に全ての権限が委ねられているわけではない(そうであれば、橋下氏の好きな独裁体制になる)。首長の提案に対して市議会や法定協議会が「ノー」を示すのも“民意”であって、そのことで首長の意思が制限されるのは当然のことなのだ。これが健全な地方自治の構造であり、議会制民主主義の機能であって、これを理解できない首長は早々に退場しなければならない。
http://d.hatena.ne.jp/hiroharablog/20140202

記者会見で橋下市長は、「今年の夏に設計図を完成させるという状況になってきたときに、大阪維新の会以外の政党から進め方についてストップをかけられた」と言うのですが、大きな制度改革を行おうとしながら、形も日程もすべてトップダウンで突き進もうとする手法こそ、改めるべきだと思います。もっとも、そうしなければ、来春の統一地方選で維新議員が激減し、党勢衰退が著しくなることを恐れているようにも見えてきました。