朝から、健康福祉委員会で答弁に立つ立場のいくつかの部課から、事務所に電話がありました。昨日、議会事務局に「一応の予定」として託しておいた質問予定項目が市当局に流れたようです。まだ少し練り直すつもりなので、事前折衝は明日以後のことにしています。
ところで、堺市議会に限らず全国各地の自治体では、今、市民生活にとって大切な来年度予算を審議中です。ところが、隣の大阪市では9日に市長選挙が告示され、23日が投票日。この「出直し市長選」を実施することについて、大阪市民はどのように思っているのか?。先月、新聞各紙が行ったアンケート調査の結果は、朝日「反対56%・賛成34%」、毎日「反対63%・賛成29%」、読売「評価しない61%・評価する31%」、産経「評価しない64%・評価する27%」でした。
もっとも、選挙を仕掛けた橋下(前)市長は、「世論調査の結果は固定電話のせい。僕らは高齢者に評判が悪い」(産経新聞)と言っているそうです。強気の「橋下徹」さんを語る、興味深いブログを見つけました。
●3月9日を前に…(「信州楽農日記」から引用)
駆け出しの社会部記者だった15年ほど前、大阪の中学校で教壇に立ったことがある。生徒のアンケートで「将来就きたい仕事」の上位を占めた記者、看護士、保育士など6つの職業の若手が講師を務める総合学習の一環に、会社から指名されて赴いた。それぞれの「授業」を終え、校長室で校長と6人で歓談した。その中に、童顔の若手弁護士がいた。見た目と違って6人の中で唯一の子持ち。5人の独身者が能天気な会話を交わす横で、「子育て大変なんですわ、何か儲かる仕事ないですかね」と一人、年寄りじみた冗談を言っていた。
その後、サラ金の顧問などとして彼の名を目にするようになり、「本当に儲かる仕事選んどるな」と醒めた思いで見ていた。間もなく、テレビの中で彼を見かけるようになった。暴言、極論何でもありの発言で、あっという間に人気者になっていった。彼が大阪府知事に立候補したとき、私は妻に「このタイプに権力を持たせると絶対に暴走する」と、ささやかな危惧を語った。その通り、当選した後も絶え間なく話題を振りまき続けた彼は今、国政をも左右しかねない存在になっている。
大阪市の出直し市長選、3月9日告示、23日投開票。今回の選挙、私は彼の行動に大義を見出せない。が、非有権者としては大阪市民の選択を見守るしかない。残念ながら結果は目に見えているけれど。(じん)
http://ameblo.jp/seikouudoku-asamayama/entry-11784197980.html