古いアルバムに、堺市議会の旧議場で撮ったモノクロ写真がありました。私の初当選は1979年。そのとき、3期目の当選を果たされた「北野勇議員」と出会いました。この写真の議場で4年間、何かとお世話になった北野議員はその期を最後にご勇退。支持基盤もタイプもまったく異なる新人の活動を温かい目で見守り、また、生意気な主張を臆せず語る私の発言にきちんと耳を傾けてくださいました。その北野さんが、3日前に大往生。101歳でした。昨日の通夜、今日のご葬儀に弔問し、お別れさせていただきました。
喪主は、令息の北野礼一議員です。地元自治会の会長が弔辞で述べられた言葉が、耳に残ります。「(故人は)深井地区の区画整理事業に尽力され、地域の人望の厚い人だった。晩年、『礼一が(自分の)業績を引き継いで地道に果たしてくれているのが何よりの喜び』と語っておられた」。そんなお父上の思いを偲びながら、北野礼一議員が直面する事態を見極め、ご自身の歩むべき道を決断されたら、何よりの手向けになるだろうと思わずにいられません。
なお、ご葬儀の前、西消防署と消防本部に足を運んで、気になっていた事件を調査。葬儀終了後、市役所に戻って報告を受けました。