9月5日(金)   大阪880万人訓練。本会議中も地震警報が出て、議場の机の陰に避難…

●バリアフリー=JR堺市駅東側エレベーター着工
大綱質疑では、2011年3月10日の予算委員会で竹山市長が検討を約束した堺市駅東側のエレベーター設置について、進行状況を質しました。その年6月からJRとの折衝を開始し、間もなく着工。来夏には完成とのこと。左2枚の写真は予算委で示したもの。右は完成予想図です。ただ、私の問題提起から完成まで4年半かかりました。待ち望む利用者のために一日でも早くバリアフリー化を進めるよう、市長に求めました。
なお、答弁にあたった建設局長が道路整備課長だった折、白鷺駅と中百舌鳥駅の間にある踏切の改良を求めたら、時を置かずに実現したことを、2007年3月28日の日記に書いています。しかしこの改良は応急措置で、同課長は車いすやベビーカーでも利用を可能にする必要性を認め、異動の際、「後任課長に引き継ぐ」と約束していました。「あの約束はどうなったか?」と建設局長に質し、懸案事項の推進を促しました。

●若い人たちの選挙参加を促す取り組みを!
堺市選挙管理委員会は昨秋の市長選挙の際、若者の選挙参加を促すポスターを作成しました。年代別投票率のサンプル調査も実施し、その調査結果をみると、20歳代の投票率は南区を除いて20%台(全体50.69%)です。とりわけ、美原区は他区を約10ポイント以上下回っています。美原区長にも本会議への出席を求め、その原因究明や今後の対応について議論しました。

●「やさしい日本語」への取り組み…市長が約束
災害時などに在住外国人の方々に発信する情報は、母国語であれば最適です。ただ、すべての言語に対応することは困難で、「やさしい日本語」を使えば理解がたやすくなります。国やいくつかの自治体が試みているのに、堺市での取り組みはほとんどありません。今日の「大阪880万訓練」の案内も、私の指摘後(9月1日)に、やっとホームページに掲載する始末です。竹山市長が、「今後よく研究しながら取り組む」と約束しました。

■北野礼一議員が政務活動費の支出を取り消し→事件は拡大へ
北野議員(大阪維新の会)の政務活動費について、テレビや新聞が連日報じています。今日の本会議終了後に開かれた議会運営委員会での当人や議会事務局の説明によると、3年間に提出した896枚の領収書のうち346枚分の支出(81万円余)を取り消したそうです。9日(火)午後1時から再開する議運で、北野議員が詳細な説明を行うことになりました。
それにしても、多数の不適切支出を認め、橋下代表や松井幹事長が「処分する」と断言しているのに、北野議員が依然として維新市議団の団長や議運委員を務めているのはなぜでしょうか。議員辞職にも値する行為がありながら、大阪維新の会堺市議団には自己決定の能力さえないようです。私は、本会議での大綱質疑の際、「堺市議会の対応が問われている」と主張しました。