12月30日(水)   朝は−0.7℃と冷え込みました。でも、午後は11.3℃まで上がりました。

昨日に引き続いて、挨拶まわり。今日は、主に堺市外でお世話になっている方々を訪ねました。今年の堺市政は、小林よしか議員のチラシ問題に加え、68万人の個人情報流出事件が大きく報道され、市外でもたくさんの方々が驚きの気持ちを抱かれたようです。皆さんから、心配とねぎらいの言葉をいただきました。

●維新議員による政活費不正と100条委への期待
とりわけ、昨年に引き続いて発生した維新議員の政務活動費をめぐる不正は、「大阪維新の会」という政党を構成する議員たちの実態を浮き彫りにさせるもの。徹底究明を求めるお声を各地で聞きました。堺市議会が初めて設置した100条調査委員会へのご期待もいただいているようです。そして、その委員会での傍聴をめぐる維新・井関議員の発言は、この政党が叫ぶ「改革」が市民権の拡大をめざすものでないことを、改めて人々に認識させました。

●マイナンバーと個人情報流出への不安
元選管職員による個人情報流失事件は、「マイナンバー」が市民の皆さんに届く時期とも重なって、不安をさらに拡大しています。「こんなことでは、マイナンバーカードを作れない」との声も聞きました。堺市の説明では、流出した有権者情報に接続し人物は2人で、うち1人とは12日20日以降に直接メールでの連絡がとれたとのこと。また、当該人物と同人が相談したというもう1人も、共に「ダウンロードした個人情報を削除した」との説明を受けたそうです。しかし、コンピュータ知識が少しあれば、その説明が何の保証にもならないことを誰もが知っています。今後とも、二次流出や市民への直接被害が起こらないよう、万全の対策を講じなければなりません。