6月25日(木)   梅雨が終わった訳でもないのに好天続き。最高気温30.0℃。真夏日です。

昨日の最終本会議では、 最初に泉州水防事務組合議会議員の選挙が行われました。市議議員からの選出については議会人事の協議で内定しているので、「指名推選」で選ぶことに同意。しかし、市長が推薦する民間議員の中には、かつて警察の捜査対象となる事件に関わった人物も混じっており、2年前まで欠員になっていました。ところが、2013年12月議会に市長が当該候補を推薦したため、私は同意しませんでした。今回は任期満了に伴う全議員の改選ですが、市長の推薦は2年前と同じです。私が不同意を表明したので、市議会での投票が行われました。8人の候補者がほぼ均等に得票した裏には、会派間で「誰に投票するか」の談合が行われたと考えるほかありません。
いずれにせよ、以前からずっと指摘しているように、泉州水防事務組合はすでに役割を終えています。事務局(堺市土木部)もそのことを認めているのに、高石市長が猛反発。また、堺市、高石市、泉大津市、忠岡町の各議会から選出された議員たちも、各自治体の議員報酬とは別の報酬が得られるからか、自分たちののうま味を手放そうとはしません。ほとんど議論のない形だけの泉州水防議会は、税金無駄遣い以外の何物でもありません。

●「安保法制の慎重審議を求める意見書」を堺市議会は否決
なお、最終本会議には、ソレイユ堺(8人)の原案に共産党(6人)と私が加わって、「安全保障法制の慎重審議を求める意見書」を提案しました。しかし、維新の会(13人=議長除く)、公明党(11人)、自民党(8人)が反対したために否決されました。その一方、東京都小金井市議会では、23日の本会議で「集団的自衛権行使を可能にする憲法違反の「安保法案」を撤回することを求める意見書」が可決されたそうです。賛成したのは、共産党(4人)、民主党(2人)、リベラル保守(2人)、生活者ネット(2人)の他、3つの1人会派の合計13人。反対したのは、自民党(4人)、公明党(4人)と2つの1人会派の合計10。議会の会派構成が異なると、こんな意見書も提出されることになるのです。

今日は、午前中に家族と外出し、。午後、「議員活動報告」(67)を校了。夜は、立命館大学出身の堺市役所職員がつくる「わだつみ会」の総会と懇親会に、来賓として出席しました。