7月27日(月)   今日も朝から強い陽射しに耐えました。最高気温は33.2℃と、また上昇。

予定どおり、JR浅香駅前で議会報告。いつも堺市駅で写真を撮って下さる堺区のHさんが姿を見せ、下の一枚を送ってくれました。ところで、学校が夏休みに入っており、通学時の見守り隊の方の姿は見えません。時折、学童保育に向かう子どもたちが横断歩道を渡るので、そちらにも注意の視線を向けました。また、スピーチをしている場所から駅の出札口までは階段になっており、杖を頼りに下りる高齢女性の足取りが気になって手をお貸ししました。なお、終了後、土木部北部地域整備事務所に立ち寄って、手すりの増設も提案しておきました。

●真栄里泰山さんの講演
さて、日頃、辺野古への基地移転をめぐる県民の動きなどの情報を送って下さる沖縄大学客員教授の真栄里泰山さんが、8月に来阪されます。吹田市と吹田市教委が後援する「子どもたちの未来と平和を語る集会」で講演。話のテーマは「沖縄の今を語る…沖縄戦時下、二度葬られ、二度生還した私」。8月9日(日)午後2時〜4時。場所はメイシアターです。

※メイシアター http://www.maytheater.jp/access/


真栄里泰山さんは、私が市議になって間もない頃、那覇市で先進的な情報公開制度を作られた方。企画部長などを歴任され、たびたびご指導をいただいてきました。また、2006年1月に自治体議員勉強会の沖縄合宿を行った際にもお世話になっています。ぜひお話を聴きたかったのですが、あいにく当日は別の予定を組んでいるため、お詫びのメールを差し上げたら、次のような返信をいただきました。

●真栄里泰山さんのメール ※(  )は長谷川の注記
堺市の市長選挙(2013年の竹山選挙)が沖縄の「オール沖縄」に響き、それが現在の安保法制、辺野古、原発へと続いているのように思います。安倍内閣の問答無用の強行策はかえって国民の反発を招き、多くの人々に民主主義や国民主権への自覚を促す結果になっています。
衰退したかのように見えていた主権者意識はどうやら根深く生きていた。そういう実感です。それが安倍晋三の焦りとなっています。新国立(競技場)見直しなどは話題そらしの思惑もあったのでしょうが、かえって安保法制優先の姿勢を国際社会にも印象付けてしまったようで、混迷していくことでしょう。
それにしても、自衛隊が戦後70年ここまで膨張、増長して国際的にものさばりたいという現状には、日本の政治が理念や理想を失っているのをあらためて思います。小選挙区と政党助成金の見直しはじめ、リーダーたちの自覚を期待したいところです。
辺野古も私たちの時代に決めたい。そういう思いをしています。