午後から、決算委員会の理事会があり、17日〜18日に行われる総括質疑の議事運営を協議しました。質疑に立つのは、維新の会2人、公明党2人、ソレイユ堺1人、自民党2人、共産党1人と私です。18日は一応「予備日」ということになっているのですが、例年2日わたる議論となっていますから、私の出番はおそらく18日(金)の午後になるでしょう。自公政権が目論んでいる「安保法案」強行採決の日程と重なるかもしれません。
ともあれ、発言の持ち時間は13分。テーマは「情報二制度」(情報公開・個人情報保護)に絞りました。今議会の大綱質疑、決算委文教分科会、健康福祉委員会で議論したことを文字通り「総括」した議論となります。
そのため今日は、市役所高層館3階にある「市政情報センター」に足を運んで、現場の様子や政務活動費のファイルなどを調査。また、事務所に戻ってから北区役所に赴いて、F職員が不正に有権者データを取得した現場を見て来ました。なお、昨日の日記に「北区の選挙人名簿」と書きましたが、これは誤りで、F職員が持ち帰って自宅パソコンに保管していたのは堺市全市の有権者データでした。なぜ、そんなことができたのか? 責任は誰にあるのか? 市民のプライバシーはどこまで侵害されたのか? 限られた時間ですが解明を試みるつもりです。
●昨日の総務財政委員会で、維新提案条例は可決。自民提案条例は継続審査に
ところで、昨日の健康福祉委員会では、市長への質問で余った「1分16秒」を使い、プレミアム付商品券(子育て支援枠)について議論。皆さんから届いていた苦情や問題点を指摘しました。また、決算委員会健康福祉分科会では、再びPSA検査の実施を取り上げると共に、がん検診の受診率向上について質しました。
なお、健康福祉委員会と同時開催の総務財政委員会は、自民党提案の「大阪戦略調整会議条例の改正」に継続審査の動議が出て、全会派が動議に賛成。また、大阪維新の会提出の「職員の政治的活動制限条例」は、維新、公明、自民の賛成で可決されました。