9月7日(月)   時折の雨で、すっきりしない天気。気温は25.2℃まで上がり、また夏日です。

堺市職員による個人情報流失事件が、各種マスコミで報じられています。午後、記者クラブでの説明を終えた選挙管理委員会や人事部から詳細な説明を受けたのですが、何とも奇妙な事件です。
事件を起こした職員は59歳の課長補佐。選挙管理委員会、北区企画総務課(区選管担当)、産業振興局(産業振興センター派遣)などの経歴があります。その過程で得た情報を個人で契約したレンタルサーバーに保存したり、自ら開発した選挙システムを他自治体や民間業者に売り込もうともしました。売り込みの際、堺市職員の名刺を使用するなどの行動も理解できません。

●堺市の対応は適切だったのでしょうか
この件に関する最初の情報が堺市に寄せられたのは、今年6月24日。ところが、当該職員からの事情聴取の開始は7月17日と遅く、密かに調査を進めてきたようです。一昨日、インターネットサイト「探偵ウォッチ」にかなり詳細な内容が掲載されて公表を余儀なくされたのでしょうが、一連の対応が適切だったかどうか、改めて検証が必要だと思っています。

なお、今日は登庁前にJR浅香駅に立ち寄り、階段手すり増設工事の様子を確認しました。7月27日の駅前議会報告の際に高齢女性の手助けをして気づき、北部地域整備事務所に提案したことが実現しつつあります。