1月15日(金)   事務所出発時の気温は3℃。「バス転落事故」のニュースを気にしつつ…

予定どおり、地下鉄・地下鉄中百舌鳥駅@A出入口で議会報告。いつもエールを送って下さる方から、ご丁寧な新年挨拶もいただきました。
さて、今日は福岡市での政治倫理条例研究会に出席するため、午後の新幹線で発ちました。出席者は、九大名誉教授の齋藤文男先生、弁護士の市川俊司さんと前田恭輔さん、元筑紫野市長の平原四郎さん。それに、飯塚市での条例づくりに取り組んだ有松賢作さんにも加わっていただきました。急遽、この研究会を開催することになったのは、飯塚市議会で昨年12月18日、突然資産公開制度の廃止などを含む条例改正案が議員提出され、委員会付託もせずに可決されたことから、その背景などを探るためです。
まず、当日朝の新聞で動きを知った有松さんが、慌てて駆けつけた傍聴席から見た審議の模様を報告。様々な政治的思惑から周到に準備されていた改悪劇に、思わず「この恥知らず」と叫んだそうです。続いて齋藤先生から、1986年に福岡県最初の条例として制定されて以降、2000年の改正で補強されたものの、2006年の対等合併(飯塚市、穂波町、筑穂町、庄内町、穎田町)によって廃止され、2007年の議会解散直接請求運動を経て、同年再制定された経緯などの説明がありました。また、私は、1987年に最初の資産報告書が公開された当時にも「資産公開廃止」の策謀があったこと、徳島県鳴門市における条例廃止の事情などを報告。その後、参加者による意見交換が続きました。