10月21日(金)   鳥取県で震度6弱の地震。当時居た堺市堺区では震度3で、揺れました。

地下鉄・北花田駅BC出入口で議会報告。私は入口から少し離れた東側歩道でスピーチしました。トキハマ線のオーバーパス構造物があるのですが、その南端になるこの位置だと反対側路上のスピーカーにもワイアレスマイクの電波が届きます。

駅前報告の終了後に登庁。10時30分から百条委員会の委員協議に臨みました。続いて、11時30分からは百条委員会を開催して、10月28日に再喚問する黒瀬大証人から提出されたインターネット中継や映像撮影禁止の申し出について審議しました。

●秘密会を予定しているのに、黒瀬証人は撮影・ネット中継を拒否
前回の証人喚問の折にも、維新、公明、自民が「完全公開」に反対して、宣誓以後の撮影やネット中継は禁止となっています。黒瀬証人は同様の扱いを求めたのですが、今回は同証人が主張する「第三者のセンシティブ情報」は尋問項目にありません。また「プライバシー」に属する住所や連絡先の尋問は秘密会(傍聴者・マスコミは退室)とすることにしていますから、その部分は撮影もネット中継も行われません。ソレイユ堺の渕上議員、共産党の岡井議員、それに私は、それらの理由を根拠として「秘密会以外の部分は全面公開とすべきだ」と主張しました。しかし、自民党、公明党、維新の委員が「前回どおりでよい」としたため、私たちの主張は今回も多数決で否決されました。

●「市民が納得する発言をするだろう…」と、公明党委員の含蓄ある主張
なお、「前回どおり」と述べながらも公明党の成山委員は、「今回の申し出は、(黒瀬証人が)百条委員会に対してどう思っているかが気になるし、真摯さに欠ける。審議の流れからみてそんなことは聞かないのに、プライバシー、プライバシーと並べているが、それはないんじゃないかと思う。しかし、これだけの文言で要望書を出したんだから、きっと市民が納得できる発言をするんだろうと理解している」と発言。また、維新の黒田議員も「成山議員に同感だ」と述べました。これら2人の委員の思いを、黒瀬証人が素直に受け入れてくれることを期待するばかりです。

●証人尋問を行う百条委員会は、10月28日午後1時〜
ともあれ、次回の百条委員会は、10月28日(金)午後1時に開会します。冒頭、これまでの開催経過について小堀副委員長が報告。続いて、印刷・配布業者である吉田誠也・吉田裕美子両証人の出頭請求に向けた対応状況を議会事務局が説明します。その後に、黒瀬大議員の再尋問を実施。雲隠れ状態の両吉田証人の所在を質します。黒瀬尋問では実際に住所などを聞く部分だけが秘密会となりますが、その他の尋問は傍聴が可能です。また、委員会の最後には、今後の進め方について田渕委員長が所感表明を行うことも予定されています。