11月6日(日)   今日も、沖縄は21.8℃〜28.0℃。ダウン、マフラー姿の大阪と大違い。

午前中、那覇市内にある「対馬丸記念館」と「不屈館」を見学。前者は、沖縄から本土への疎開船が撃沈されて多数の学童らが犠牲になった事件を記録。また後者は、米軍治政下から抵抗運動を続けた瀬長亀次郎さん(那覇市長・衆院議員)の遺品や関係資料を展示しています。

午後からは、「自治体議員立憲ネットワーク2016秋期研修イン沖縄」に参加。まず、元沖縄タイムス記者の屋良朝博さんが「辺野古は『唯一の解決策』か…問われる政治の決断」と題して講演。続く、名桜大学上席准教授の大城渡さんによる講演「機動隊活動問題への法的アプローチ…警察行政の根幹を問う」は、警察や公安委員会の歴史的沿革や市民と警察の関係について考察するもので、まさに沖縄での警察活動の根幹を問うものでした。

最後に、「これからの沖縄」とのテーマで講演した翁長雄志知事は、「辺野古は、日本の地方自治と民主主義の問題だ」と述べ、「沖縄は基地で食べているという誤解がある。無理解・無関心が原因だ。基地関連収入は県民生産額の5%以下になり、観光収入はその3倍。情報通信産業などを合わせての経済発展と、平和の緩衝地帯を目指したい」と語りました。
なお、夜は参加者による交流会です。