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今日、午前中の議会運営委員会で、最終本会議の議事運営を協議しました。維新、公明、自民、ソレイユ提案の「受動喫煙防止対策の強化に関する決議」には、共産党も賛成する旨を表明しました。しかし、共産党は提案会派になることを控え、私は「賛否は質疑の後に表明する」と述べ、この議案に対する質疑と討論を通告しています。
また、市民の請願を不採択として議会総務財政委員会での4会派の討論内容から、仮に決議が可決されても請願を一事不再議とすることはできない旨も主張しました。

●請願否決の裏に潜むものは?
「一時不再議」とは、一度議決した案件と同じ内容の案件は、その会期内に再度の審議・議決をしないという議事運営の原則です。しかし、何が「一事」であるかの判定は困難です。昨日の日記で紹介した4会派の総務財政委員会での討論は、「喫煙所廃止」を求める市民の請願について、「この請願の目的が請願趣旨文と併せて鑑みると、やはり禁煙の奨励であるとも解釈されます」と述べました。つまり、彼らは「請願目的が喫煙所廃止だけではない」という自分たちの解釈を付け加えて、請願採択を拒否したのです。
もちろん、4会派の決議案には「禁煙奨励」は書かれていません。ということは、4会派の論理に従うと、請願と決議案が「一事」(同じ内容)とは言えないのです。でもまあ、本会議で堂々と議論することを避けたかったのでしょう。議運の多数決で、「一事不再議」を押し切りました。
もし請願が採択されていたら、私も一事不再議に異議を唱えることはありません。また、彼らの決議案に、何の疑いもなく同意したでしょう。20日の本会議で「疑念」を質すつもりです。質疑に備え、市役所の建物外にある喫煙所(写真)の調査もしました。

▼市役所の建物外に3か所ある喫煙所のひとつ