2月20日(土)   朝から一日中、雨。夕方には激しくなりました。気温はずっと9℃台でした。

百条委員会の傍聴席の映像を探していたら、2月10日に関西テレビが放送した録画にありました。通常の委員会では後方の壁際に傍聴席が設置されているのですが、前方の机(委員席との区切り)の間にかなりのゆとりがあることが分かります。傍聴席後方にも相当のスペースがありますが、百条委の場合、多いときにはテレビカメラが6台ほど入るのです。なお、記者席は窓側(写真手前)に設けられています。

●政務活動費の制度を見直す「議会力向上会議」を2月議会閉会後に開催
ところで、小林・黒瀬両議員による政務活動費の不透明支出を解明するための百条委員会が進行中ですが、新たに平田大士議員(自民党)、大毛十一郎議員(ソレイユ堺)の政務活動費に関する住民監査請求が提出されました。平田議員は、すでに指摘された支出の返還を申し出ており、議運では、議長が政務活動費交付条例に基づいて調査をすることを表明しました。
そこで私は、小林議員への監査請求があった折と同様に、副議長と議運正副委員長が調査に加わり、調査結果を議運に報告すること、また「指摘は当たらない」と主張している大毛議員についても、ご当人の意思を確認の上で釈明報告をしてほしいと提案。
また、議運委員長から、政務活動費の運用指針見直しなどの制度改革について検討するため、「議会力向上会議」を開催したいとの意向が示され、2月定例会終了後の3月31日(木)10時〜の開会が決まりました。
堺市議会では、2013年5月の住民訴訟確定に伴う約860万円の返還、2014年には約1250万円の不正支出による議員辞職のほか、監査委員による返還勧告が相次ぎ、現議長の水ノ上議員(維新)自身も約9万円を返還しています。毎年続くこのような不透明支出を断ち切るためには、抜本的な制度改革が必要です。


▼関西テレビ(2016.2.10)