3月15日(火)   6.1℃〜12.5℃。晴れて午前中は暖かかったのに、夕方からまた寒く…

昨日、午後3時すぎから始まった予算委員会健康福祉分科会で、真っ先に取り上げたのは「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログの反響です。最初に、その様子をスライドで示しました。

●「待機児ゼロ」への取り組みを要請
子ども青少年局長に感想を求めるとブログへの外形批判を語りだし、少し身構えました。しかし、「内容が共感を呼んでいることを認識し、待機児解消に努めたい」と結んだので、そこは不問にして議論を展開。
堺市では今年、一次決定時の未決定児が840人あり、昨年より50人増えています。また、昨年の最終決定時の未決定児は54人で、前年より31人増です。
他方、府内43市町村のうち22自治体と、20政令市のうち7市では「待機児ゼロ」が実現。また、10政令市が待機児を減少させています。
堺市は、マスタープランに「25・26・27年度は待機児童数0人の維持・推進」を掲げており、その目標達成についての自覚を求めました。

●市立総合医療センターの標示などで改善提案
今年1月中旬、夜間に総合医療センターを利用された方からお便りをいただきました。病院標示の電気が消え、救急外来の入口も分かりづらかったとのこと。私が実際に現場を確認した2月20日には、指摘された照明などは改善されていました。
しかし、常磐浜寺線に面した側には標示が一切なく、夜、この方面から訪問する場合、「ここが病院」と確認しづらいのです。急病で駆けつける人には不安も与えるでしょう。さらなる改善を求めました。

●前立腺がん検診は「予算要求した」とか…
さて、前議会でもかなり詰めた議論をしたのに、来年度予算案に前立腺がん検診(PSA検診)は計上されませんでした。
改めて確認すると、厚労省の調査(2013年時点)では全国市町村の1738のうち1355(78%)が検診実施。また、政令市では13市(65%)、府内市町村でも22(51%)が実施しているのです。
このような現況を踏まえて、さすがに担当部局は予算要求に踏み切ったそうです。その額は約1億6千万円。計上されなかったのは財政上の理由でしょうが、さて、市民の皆さんは納得されるでしょうか。


■総括質疑での質問テーマを通告
ところで、今日は予算委員会の理事会が開かれ、17日と18日に開会する予定の総括質疑などの議事運営を協議。私の質問時間は13分しかありませんが、「@やさしい日本語、Aがん対策(PSA検診など)」をテーマとすることを通告しました。恐らく、出番は18日(金)の午後です。