いま発売中の『ザ・ビッグイシュー』の特集は、「不平等解消へ!金持ちと貧乏のあいだ」。経済学者の橘木俊詔さんへのインタビュー記事に掲載されている「年代別・世帯別相対的貧困率」のグラフが目にとまり、堺市の基礎データがないか確かめました。
●健康福祉委員会の質問項目に追加
しかし、出所とされている厚労省の「国民生活基礎調査」はサンプル調査らしく、各自治体の数字を集計したものではないようです。とは言え、記事を読んで「格差・貧困」に対する堺市の施策がどうなっているか気になってきました。そもそも、このテーマに関する担当部署はどこなのでしょうか。とりあえずデータ確認のために問い合わせた生活福祉部の職員は、早速、堺東駅前に走ったそうです。ところが、あいにくの天候のせいか、いつも立っている販売員(ホームレス)の姿が見つからなかったとのこと。「必ず購買します」という担当職員が気の毒になって、私の雑誌のコピーを提供し、健康福祉委員会の質問テーマに加えることも告げました。
●私の発言は、20日(月)の午後1時すぎ
さて、20日(月)の健康福祉委員会で、午後に予定される市長への質問通告者は2人。私は2番目になると予測され、早ければ1時10分ころの開始になるでしょうか。当初、「がん対策」をメインテーマとするつもりでいたのですが、「格差・貧困」と併せて、4月1日に施行された「障害者差別解消法」にも少し時間を割きたいと思っています。
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