6月21日(火)   今日も予報が外れ、雨は朝のうちに上がりました。熊本ではまた豪雨被害。

昨日の健康福祉委員会のメインテーマは「がん対策」。市長への質問の持ち時間の大半を費やしたので、残りの2テーマにはほんの少しの時間しか割けませんでした。

●「社会的公正の確保は行政の責務」と、竹山市長
貧困・格差の議論は、「ビッグイシュー」の特集記事と橘木俊詔さんの『21世紀日本の格差』を参考にしながら、堺市の担当部局や取り組み姿勢について質問。竹山市長は、「社会的公正の確保は行政の責務だ。子どもから若年者、お年寄りまでの貧困を命という観点から救う行政が必要だと思う。行政職員が生活困窮者の状況やニーズ敏感になって、関係機関相互でが横の連絡をとっていくことが必要だ。また、地域の民生委員や児童委員の皆さんを中心として地域の中で支え合って情報を共有し、貧困や命をしっかりと守っていきたい」と答えました。

●障害者差別解消法では健康福祉局長が答弁
他の質問者との関係で、障害者差別解消法は市長への質問ではなく、一番最後に回しました。持ち時間の残りが2分余りで、市民の方から寄せられたメールを紹介するだけになりましたが、切実なメール内容に感じるとことろがあったのか、4月に就任した新健康福祉局長が次のように答弁。「私たちには日頃分からないような、障害を抱えた方の大変さが綴られていた。そのような方々の声に真摯に耳を傾けながら、(当事者に)寄り添って行政を進めて行けるよう、広く関係局が連携しながら進めたい」

■議会報告のために補足調査
ところで、昨夜は午前3時までかかって「議員活動報告」の原稿を完成。今朝、出稿しました。その後、現場写真が足りなかった金岡公園とJR百舌鳥駅に足を運んで補足調査。懸案だった跨線橋の改修工事が始まったことも確認できました。夜間、終電から始発の間に工事を行うため、完工は来春になるそうです。ともあれ、駅前に立つたびに皆さんから質問された課題に、やっと目に見えるお答えができることになりました。


▼百舌鳥駅横の跨線橋…手前に道路改修のグレーチングも見えます。