9月4日(日)   崩れるとの予報だったのですが、雨は夕方に。ポスター掲示は助かったはず。

和泉市議会議員の選挙が告示されました。4期連続の当選を重ねて来た小林昌子さんから出発式の挨拶を依頼されたので、まず小林選挙事務所へ。小林さんは、毎月(当初は隔月)2万5千部の議会報告を発行し、16年間に400万部になったとか。その地道な議会活動が地域の人々に行き渡っているようです。
その後、市議2期を務めた後、前回選挙で苦杯をなめた大橋涼子さんの事務所を訪問。大橋さんはすでに出発した後だったのですが、各地で住民運動にかかわって人たちが応援に駆けつけていました。また、事務所を出て市内を回っていると、偶然にも住宅街でスポット演説を始めようとしている大橋さんの選挙カーを見つけ、その場で応援演説。
さらに、和泉市や堺市南区での所用を済ませてから昼食のため「田田」に立ち寄ると、大橋さんの応援に来ていた元・河南町議の大門昌子さんにバッタリ。お仲間4人で食事中で、「ネット検索で美味しいと評判だったこの店を選んだ」とのこと。その旨をオーナーに伝えたら、大喜びでした。

●応援演説で『知る沖縄戦』事件を語る
小林さんの出発式の挨拶でも、また大橋さんの応援演説でも、一昨日の本会議での緊急質問のことに触れました。二人とも女性の市民派議員として、これまでも憲法問題に関心をもって活動してきた人たちです。
なお、あの日の自民党議員の発言については、渕上猛志堺市議がブログで詳報。そして、「政治家による理不尽な介入は、教育現場を委縮させるだけであり、それは結果として、教育の低下を招くものと思います」と、この問題の本質を鋭く指摘しています。しかし、このような事件すぐに伝染するもので、和泉市でも起こる可能性が大です。そんなとき、ぜひとも小林さんや大橋さんに素早い対応をしてほしい…その思いを込めたメッセージでした。

※渕上ブログ http://ameblo.jp/fuchigami1/entry-12196316878.html

●たくさんの議員の協力を得た「緊急質問」
ところで、今回私が緊急質問が実現した背景には、たくさんの議員の皆さんの協力がありました。隣席の渕上議員は、何かをやりそうな私の気配を察してすぐに自民党議員の発言内容をメモ。議会運営委員会では、共産党の森ョ信議員が真っ先に「緊急性あり」と発言し、公明党の芝田一議員やソレイユ堺(山口・木畑両議員)が同調してくれて流れは決まりました。維新も、発言した自民党・西村議員自身さえ賛成せざるを得なくなって、全会一致での「発言許可」です。
発言が決まった後は、「何か資料がほしい」という私のつぶやきに応じて、即座に共産党の城勝行議員が質問の要となった「質問主意書」と「政府答弁」を用意。また、ソレイユ堺の山口典子議員は沖縄関係の文献を集めてくれました。発言中は、隣の渕上議員や後席の西哲史議員、小堀清次議員(いずれもソレイユ堺)らが後押ししてくれている熱気が伝わってきます。発言を終えた時には、たくさんの拍手もいただきました。また、共産党の岡井勤議員からは、その夜遅く「毅然とした発言に、涙が出るほど感動しました」とのメールが届きました。多くの議員たちが、政府見解さえ否定して教育介入しようとした自民党議員の暴走への危機意識を共有したのです。