9月9日(金)   天気は回復。最高気温も29.9℃で真夏日を回避し、秋に向かっています。

決算委員会建設分科会での発言は、結局5時を過ぎてからになりました。それでも傍聴のために残っていて下さった市民がおられたのは、アスベスト飛散事件についての関心が高いからでしょう。分科会委員の皆さんにも、用意したパワーポイントに視線を集めて熱心に議論を聞いていただけたようです。

今日の議論の目的は、大綱質疑で取り上げた課題についての補足です。まず質したのは、9つ目の疑問点として指摘したアスベスト事前調査結果の掲示。本来は工事着手前に掲出しなければいけないのに、事件発生後に慌てて掲出されたことを認めました。ところが、その掲示物が定められた寸法(横60p以上・縦40p以上)でないことには気づかないというお粗末さ。また、アスベスト含有の可能性が判明したのに保育園への連絡が遅れ、がれきが園庭に落下したことも当初は発表しなかったなどの事実は、職員の自己保身だと批判されても仕方がありません。「危機意識を持った組織的対応が必要だ」と指摘しました。

なお、分科会終了後、昨日発表があった並松公園の土壌汚染について関係部局からヒアリング。13日(火)健康福祉委員会で、「市長への質問」の際に質すことを通告しました。